歌手や俳優、芸人であっても物を書くことに秀でている人っていますよね。それを肩書にすると、いくつあるんだろうっていうくらい多才な人もいます。先日、ある文学賞作家さんのことが書かれた記事を読みました。その人は芸人さんだけど文学賞を受賞して話題になった人です。その彼が何年も前に、そのことを予言されていたのでは……といった内容の記事でした。ある時、友人と一緒に占い師さんに見てもらったときに、ちょうどその年齢に何かがあると言われていたんだそうです。けど、疑い深い私は「うーん」です。ハッキリ受賞のことを言われたわけじゃないじゃないって。私の場合、もともと占いを信じていないからということもあります。けど、信じていなくても、雑誌やテレビなどで目にするとつい見てしまいますけどね。彼は受賞してから、そういえば、前に言われたのはこの年齢だったってことみたいなんです。でも、まぁ、彼がそう思うんなら、きっとそうなんだと思います。そういえば、私も学生の頃にたまたま見てもらった占いで、ある年齢になったら状況が変わってお金持ちになるって言われたことがあるんです。けど、その年齢はもう過ぎてしまいましたけどね。未だにお金持ちにはなっていません。占いってやっぱり『当たるも八卦、当たらぬも八卦』なんですね。
オリジナルソングなんて
子供の頃、将来になりたい職業がいっぱいありました。年齢によっても違っていました。幼い頃は純粋に夢という感じで、成長するにしたがってだんだん現実味を帯びてきます。以前、一緒に仕事をしている人の息子さんが歌手になりたいと言っているということを聞いたことがあります。そういえば、私も女優さんになりたいって思ったことがありました。みんな一度は通る道かもしれません。それを現実的な夢と考えるかどうかは別として。先日、またその息子さんのことが話題になって、その場にいた数人が口々に勝手なことを言っていました。もちろん、みんな肯定的な意見で応援する気持ちでしたけどね。でも、現実には相当厳しくて難しいことなんですよね。最近はアイドルでなければ、シンガーソングライターかダンサーが中心なんだそうです。息子さんはオリジナル曲がないから、余計難しいんだって。その時、それを聞いた先輩が私の肩をポンポンと叩きました。「それなら、オリジナル曲を作ってあげたらいいんじゃない?」って。それは無茶ぶりというものです。なのに、みんな「それがいい」と簡単に言うんですもの。私は読書が好きだし、文章を書くのも好きだけど、歌なんて作る趣味はないんです。けど、その場はもう盛り上がってしまって、私の意見なんてお構いなしに事は進んで行きました。
結局、やってみることになってしまったんです。とりあえず今は、歌詞を書いています。
昔からの物語
先日、友人と一緒に日帰り旅行に出かけました。ある有名な神社にも行って、とても厳かな気持ちになりました。参道には大きな木がトンネルのようになっていて、そこは空気がとても澄んでいる感じがしました。けど、そんな美しい神社の境内で、私はちょっと不思議な光景を目にしたんです。お参りができる数か所のどの場所にも、ちょうどお賽銭をいれる箱の近くに卵がお供えしてあったんです。「なんで卵なんかあるんだろう」と首を傾げていたら、友人がこう言ったんです。「ここは蛇の神様がいるんだって」って。だから、卵がお供えしてあるそうなんです。古くからの言い伝えで、それは日本書紀に書かれていることなんだそうです。そして、実際にも多くの人が大蛇を見てるんだとか。友人は蛇を見たという人を知っているって言っていました。それに、他には古事記にある恋物語の言い伝えもあるそうです。そういうお話を聞くと、なんだか気持ちは遥か古に飛んで行きそうです。旅先で訪れたところが古事記や日本書紀に書いてあるということをたまに耳にすることがあるけど、それだけでその場所が魅力的に感じます。いつか本で見た挿絵が頭に浮かんでくるようです。古事記や日本書紀などの古い書物って、そのままでは難しくて読めないけど、現代文にして解説してあるものはすごく面白いですよね。その神社のいわれをもう少し詳しく知りたいなって今、思っています。久々に、日本書紀を読んでみますか。
ルイボスティにッミルクを
以前、ルイボスティーを知人から頂いて飲んだことがあります。ちょっとクセのある味だったように記憶しています。でも、その色は紅くてとても美しいですよね。健康や美容にもイイってその時に聞いたと思います。そのうえ、不妊治療やアトピーにも効果があるんだとか。だから『奇跡のお茶』なんて呼ばれているそうです。けど、それからしばらく経ってしまって、その存在を忘れかけていました。それが先日、ある雑誌のコラムに書いてあったんです。ルイボスティーにミルクを入れると美味しいって。色も綺麗なミルクティ色になるんです。写真が載ってたけどコックリとした美しさでした。紅茶と同じように好みでお砂糖を入れてもいいんだって。でも、それは紅茶とは全く異なるものです。南アフリカでしか採れないマメ科の植物の葉を乾燥させたものなんです。そして、南アフリカでは300年以上も前から飲まれていて、「不老長寿のお茶」とも言われてるんですって。ノンカフェインだから赤ちゃんや妊婦さんにもイイんです。そういえば、ペットボトルのものを飲んだこともあります。ちょっと苦いけど私は好きでした。なんか苦みもいつまでも口に残るような味じゃなくて、クセになる感じでしたしね。久々に飲んでみようかな。美肌効果にも期待できるし、またマイブームになるかも。
予想外の幸せ
全く期待していない時に思いがけず嬉しいことがあったら、それはもう幸せな気持ちになりますよね。たとえば、入試や何かの試験です。そりゃ、受かりたいという気持ちはあるけど、考えれば考えるほど、きっとダメだって思えるとき。問題を解けたという感覚を持てなくて、どう考えても落ちるだろうと諦めていたときに、まさかの合格の知らせがあったら飛び上がってしまいます。嬉しい気持ちって、予想外のときには驚きと喜びが入り混じって押し寄せてきますもの。
私は仕事でもそんな経験があります。たぶん契約にはならないだろうと完全にあきらめムードだったのに、思いがけず契約に繋がったことがあったんです。もう天にも昇る気持ちになりました。心臓がドクドクと鳴りだして、うまく次の言葉が見つからないような……幸せだったなぁ。今、読んでる小説にもそんな場面があったから、ついその時のことを思い出してしまいました。小説の主人公は銀行からの融資を断られると思っていて、今後のことを考えると道はなく、もうダメだと思い悩んでいました。相手の言葉を聞く際に、完全に断りの言葉を受ける覚悟をしていたんです。そうしたら、予想に反して融資をしてくれるという返事だったんです。彼はあっけにとられるというか、ポカンとしていたという感じです。あ、もちろん、これは実際には見たわけではないから文章からのイメージですけどね。でも、本当に主人公の喜びを感じることができたから、自分自身のことも思い出したんです。そんな風にすごく幸せなことって、最近何かあったかなぁ。
こだわりの物ってなんだろう
先日、『一流のリーダーたちのアクセサリーが控えめな理由』というコラムを読みました。私はそのコラムに書かれているような超一流のリーダーの方なんて知人にはいないから、ピンとはこなかったんだけど、その内容はすごく納得できるものでした。ビジネス本にもよく出て来る『一流』という言葉。そんな人々は自分のこだわりを持ってアクセサリーを選んでいるというのです。「周りの人が欲しがっているから」とか「多くの人達が買っているから」などの理由で購入することなんてないんです。全て自分の価値観に基づいているというんです。それは自分なりの意味があって、ここぞという時に身に着けるものなのです。そして、絶対に見せびらかしたりしないんですって。だから「一流のリーダーはゴールドの腕時計をしない」なんて書いてありました。むしろ、見え隠れするもの、垣間見えるものにこだわり、そこに装いの美学が生まれているんですって。
そのコラムには、ある男性のお話が載ってたんですけど、彼のこだわりは『カフス』でした。それを読んだ瞬間、「そういうことか」と理解できました。周りの人や流行りに踊らされることなく、自分なりの装いの美学を持っている人って、想像しただけで素敵ですよね。
私もひとつくらい、何か自分なりのこだわりを持ちたいなって思ってしまいました。
『ありがとう』反対語は……
何事に対しても「ありがとう」って言える人は素敵だなって思います。なんとなく言いそびれたりすることだってありますもの。先日、『ありがとうを育てるコツ』について書かれた記事を読みました。そもそも『ありがとう』って言葉は仏教から来た言葉なんだって。「有り得ないほど嬉しい」と感謝することなんだそうです。そして、「有り得ない」の反対は「当たり前」なんだって。だから、日常で『当たり前』だと思うことをやめれば感謝できるって。例えば、毎日当たり前に通勤電車に乗っていることだって、電車が時間通りに運航しているのは、運転士さんやダイヤを組んでくれる職員さんのおかげだと考えれば、感謝できると書いてありました。本当にそうですよね。
そして、感謝をするということは脳にも良いんだとある医学博士の話が載っていました。ポジティブな感情を多く抱く人とネガティブな感情を多く抱く人とでは、その画像診断でも差が現れるんだそうです。ポジティブな人の方がより成長しやすい状態になってるんだとか。
感謝することが大事だとはわかっていても、「ありがとう」の反対が「当たり前」だなんて今まで考えたこともありませんでした。でも、本当に『当たり前』だと思うのをやめれば、絶対に気持ちは変わりますよね。
ビジネスパーソンに必要なこと
最近、手紙やはがきってめっきり書かなくなってしまいました。ほとんどをメールで済ませてしまいます。やっぱり早いですしね。でも、それだと味気ないと言われればそうかもしれません。そんなだから、たまに絵葉書が届いたりすると嬉しくなります。
以前は、普段付き合いがない人でも年賀状だけはやり取りしてるというのをよく耳にしたけど、最近は年賀状を出す人も少なくなってきてるんだそうです。だったら、いつのまにか音信不通なんて人が増えてしまいそうですよね。けど、私も最近は年賀状を少ししか書かなくなりました。暑中見舞いなんてほとんど書きません。仕事の件でどうしてもという時に書くくらいです。
でも、先日、読んだ記事にはなんだかすごいことが書いてあったんです。ビジネスパーソンは年賀状をちゃんと出すべきなんだと。なんでも、出す人と出さない人で、年収に差が出てるらしいんです。それって、お中元やお歳暮とかでも言えることなのかな。要するに、上司やお得意様に対する態度や姿勢ってことなのかな。きっと、普段のお礼状なんかも影響するんじゃないかな。友人ならまだしも、仕事となれば、やっぱり相手に心を伝えなきゃいけないですものね。メールはもちろん便利だし早いし役立つものだけど、要は使い分けが大事なんですよね。そこがちゃんとできるかどうか。デキるビジネスパーソンはそれが完璧なんですよね、きっと。だからこそ、収入に繋がってるんだと思います。
そんな女性になりたい
今まで読んだ本や雑誌に時々登場していた理想の女性という言葉。そんな記事を読むたびに「私も見習わなくっちゃ」と思ったものです。例えば、仕事中の何気ない瞬間にその気遣いだったり、周りの空気を読んでの立ち振る舞いだったり。素敵な人って、常に自分のことより他人のことを考えているんじゃないかなって思います。
この前、読んでた小説にもそんな女性が登場していました。主人公の奥さんで、思ってることをハッキリと口にする人なんだけど、彼女が言うとそれに全くトゲがなくて、すんなり受け入れられるというのです。他の人から言われたら腹が立つかもしれないけど、彼女が言うと不思議なくらい腹が立たないと彼は思うのです。その小説を読んでいると、本当に魅力的なんです、その奥さん。物語の中では登場する場面はそんなに多くなく、家で主人公と話しをする場面がある時にだけ登場するのにすごく存在感があって、私の頭の中にはその姿がちゃんと出来上がってるんです。サバサバとした性格で、男性と肩を並べて仕事もテキパキとこなすビジネスウーマンで、でも、温かい心とさりげない気遣いができる人。それでいて可愛らしい瞬間があるんです。どうですか? こんなにもはっきりと彼女のことを話すことができる私もスゴイと思いませんか。だって、本当に見習いたいんですもの。
素晴らしいことを見つけること
ちょっとした空き時間に情報収集の意味でネットを見ます。そこから得られるものが結構あります。けど、先日、こんな記事を見かけたんです。読む記事によって一流の人と二流の人がわかるって。そこには二流の特徴なるものが書いてありました。一番の特徴は、芸能ニュースやゴシップなどばかりを好んで読んで喜んでいることなんです。それは他人の不幸を蜜と感じているからなんだって。そして、自分の仕事に関することにしか興味がなく視野が狭いとも書いてありました。つまり、それこそが教養がないと言えるんだって。では、逆に一流の人はどうかというと、他人やメディアに影響されるばかりでなく、自分自身の問題意識と価値観で重要ニュースを選択する能力があるというんです。そして、ニュースのポジティブな面に目を向けるものなんだって。日々、様々な情報があるなか、素晴らしいニュースを取り上げてみる習慣を持つことがいいとも書いてありました。そして『良質の読書』で視野を広げ、教養を深めることが一番いい方法らしいです。その記事の著者が一流のリーダーにインタビューしてきた結果、みなさん大変な読書家だったというんです。だから、ニュースを読み解く幅広い視野や洞察力を得るには、「良質の読書」以外にないと書いてありました。
なるほど、です。読書から得た洞察力で素晴らしいと思える事柄をピックアップする習慣にすればいいんですね。不幸を見つけるより、やっぱり素晴らしいと思えることを見つけたいですものね。