イチゴ続きです

先日、お仕事でお世話になっている人と職場の人といっしょ居酒屋さんに行く機会がありました。前日にお酒を抜いているから、すごく美味しいと喜んでいる先輩がいました。男性陣は、みんなビールから始まって、焼酎、日本酒とぐんぐん進んでいきました。飲む前にウコンを飲んでいるから大丈夫なんて話しています。気休めじゃないのかな、なんて思えてしまうんですけどね。そんな感じでわいわいとやっていた時に、アボカド専門店をやってる人が、アボカドと『あまおう』をミックスしたドリンクを売るという話から、イチゴの話になりました。私もイチゴは大好きです。でも、『あまおう』は高いねっていうところから始まって、そもそもイチゴは1パックいくらだったら安いか高いかという話題になりました。スーパーでもその値段で買うのを躊躇したりしますもの。そしてら、九州から来ていた人が、「イチゴはもらうものだと思ってた」なんて言い出しだんです。周りにたくさん農家があって、親戚にも農業をやってる人がいるから、野菜でも果物でももらうことが多いんだって。なんて羨やましいお話でしょう。
そんなことがあって、なんだかイチゴが食べたいなぁって思ってたら、またしてもそんな話題に遭遇です。今度は、今読んでる小説の中に出てきたんです。「田舎から送ってきたから、みんなで食べよう」って。『つぶつぶの肌が水をピンピンはじいてる』なんて表現には完全にやられました。少しくらい高くても、もう買っちゃいます。

思いを馳せる学生時代

時々、何かのきっかけで子供の頃のこと、学生時代のことを思い出します。いつか何かで読んだように、思い出はいつのまにか本当に美しくなっているものですね。時のおかげで、全てがキラキラしたものに変化しています。
今、読んでる小説の主人公や登場人物はほぼ大学生です。色んなタイプの人がいて、それぞれ生き方が異なります。それを読んでいると、思い出すのはやっぱり自分の学生時代のことです。あんなことがあったなぁ、こんなこともあったなぁって、過去の自分へと思いを馳せてしまいます。登場人物の中の一人にすごく親近感を覚えたり、他の人物には友人を重ねてみたりと、なんだかストーリーを追っているのか、自分の学生時代との共通点を探しているのか、どっちが主なのかといった感じです。でも、大人社会の小説は知らない世界に入り込めるし緊張感や緊迫感があったりするのが魅力なんだけど、こんな風な物語もいいですよね。自分が通って来た道だから、「うん、わかる、わかる」と頷けることも多いですしね。けど、大人になって思うことは、やっぱり学生時代は気楽な日々だったなってことです。毎日、なんて楽しいんだろうって思っていましたもの。戻りたいとまでは思わないけど、もし戻れるなら、もっともっと色んなことに挑戦しても良かったなって、欲がでます。小説の中で登場人物たちは悩んだり衝突したりするけど、それでもやっぱりキラキラしています。