懐かしい絵本が映画に

自分が感動したり面白かったと思っている小説が映画化されると、とっても嬉しいものです。なんだか自分が認められたような気がするんです。私の目は正しかったんだって。変な自信ですけどね。だから、まるで評論家のように見てしまうことがあります。「ここはちょっと違うな」なんて。小説を読んだ時の自分の頭の中に浮かんだものと比較してしまうんですよね。特に、キャスティングにはうるさいんです。この俳優さんはぴったりだって思う時もあるけど。イメージが全然違うって思って、もの凄い違和感がある時もあります。これは、読み手によって頭の中に浮かぶものは全く違って当たり前だから、仕方ないんですよね。
先日、あるアニメーション映画のことを知って、ちょっと嬉しくなったんです。なぜって、そのお話は私が絵本で何度となく読んだお話だったからです。かなり前の絵本なのに、今になって映画化されるんだって意外でもありました。でも、愉快で楽しいその絵本が忠実にアニメーション化されているのか、それとも独自なものに変化しているのか、興味津々です。その予告をチラッとテレビで見たんだけど、絵本の主人公がそのまま動き出したような印象を受けました。これは絶対に観なきゃって、すごく楽しみです。こんな風にみんなに馴染みがある童話が映画化されるのもいいものだなって思います。他にも大好きな童話はいくつかあります。映画になればいいのになぁ。