腹を割って付き合える友達

昔友達に言われた言葉なんですが、時間がないんだよねはいいわけだと言われました。時間は無いわけじゃない、作ろうとしないだけでしょって。気の強い子で、なんでもはっきり言うし隠さない、その分いい事も言うし悪いことも言う。でも正直なので嘘が無くてとてもいい子です。その言葉には裏が無いと思うので、ある意味いつもありがたいと思って聞いてます。行きたくない所に誘われたとき、やんわり断ろうと「時間ないんだよね」と断ったのが始まりでした。そういった断り方は、気の知れない友達や気を使わなくてはいけない相手でいいよ、興味が無いなら興味が無いで大丈夫って。仲がいいだけに正直でいいんだよと言ってくれました。嫌いな物は嫌い、それならそれでいいじゃないかと、皆の好きな物が一致するとは限らない、そういう子です。なので今はなんでも正直にはっきりと言えるお付き合いをしてます。興味がなくても挑戦してみてもいいと思うことはあります。言葉の裏に隠された物がない友達がいるとなんだかほっとします。表面だけのお付き合いも必要だけど、腹を割って話せる友達がいるという事はとても心強い物です。いつまでも正直で、隠し事の無いこんな関係が続けばいいなと思える友達です。

恥ずべき事ではないと思えたとき、前に進める

失敗を恐れていては前に進めないとよく言います。言いたいことは良くわかります。失敗から学ぶ事はたくさんあるし、ミスした事によってわかる度合いという物もあります。ネイリストの友達が、ある日ペディキュアをしている時、本に熱中していたお客さんの足を削りすぎてフットバスを血だらけにした事があると言っていました。まだ学校で習っている最中だったのと、怪我自体たいした事が無かったので良かったのですが、それ以来少し怖いと言っていました。でも、その失敗のおかげでどこまで突き進めていいのかを学んだと言っていました。行きすぎて初めてわかった事だと。怖いけど、要領がわかった分、いまやお店では一番足裏の処理が上手いそうです。だれもが失敗をおかします。ミスする事もたくさんあります。でもそれを恐れていては前に進めないんだと、彼女も言っていました。そんな事をいえる彼女がすごいと思えると同時に、私もそんな風に言える立派な女性になりたいと思えるようになりました。かといっていきなりどんどん突き進んで失敗ばかりするわけには行きません。でも前に比べたら、失敗をおかしてはいけないという怖さからは少し解き放たれた感じがします。失敗する事は恥ずかしい事だと思っていましたが、そうではないんだと。この気持ちを忘れず頑張っていきたいと思います。