イヌみたいなネコ

自分が子供の頃の話なので、かなり前にあたります。当時、仲が良かった女の子の家に頻繁に遊びに行っていました。お互い小説が好きということもあって、親友みたいな感じでした。そして、その子の家に行くと毎回見かけるのが大きなネコです。私は最初あまりにも大きかったので、犬だと思いました。でも、じっくりと顔を見るとネコだったので、めちゃくちゃビックリしたのを覚えています。いまだにあんなに大きなネコは見たことがありません。このネコがよく膝の上にくるのですが、体が大きいし、私が子供ということもあったので、かなり重かったです。なにを食べたらあんなに大きくなるのかな?って毎回思っていました。
先日、その仲の良かった友達に偶然会ったので、猫の話を思い出しました。高校になってからその子とあまり遊ばなくなったので、猫がどうなったか気になっていました。話を聞くとずいぶん長生きしたみたいです。平均寿命を遥かに超えて、最後は老衰だったようですね。いなくなる前にもう一度会いたかったというのが素直な気持ちです。あんな愛嬌のある猫にはもう出会うことがないと思います。多分、この猫の影響もあるんでしょうね。猫が登場する小説に涙もろいのは。

手作りの机と椅子に感動

友達の家に行ったら、木で作られた格好いい机と椅子がありました。私も欲しいと思ったので、いくらぐらいしたんだろうと思って値段を聞いたら、手作りだと言われて驚きました。あまりにもよく出来ていたのでお店で買ったのかと勘違いしました。それほど素晴らしい作りだったので、多分みなさんも間違うと思います。モノづくりが好きとは聞いていましたが、ここまで上手だとは知らなかったので感動しました。自分で作った椅子に座りながら読む小説は格別みたいです。なんだかうらやましくなりました。私も作ってみたいと思いましたが、正直あそこまでいいものを作る自信はありません。初心者にはちょっと無理かな。
ブックカバーとかしおり程度なら作れますが、さすがに大きなものとなると厳しいです。ただ、ブックカバーとかしおりはそれなりに上手く作れますよ。本好きということもあって、たまに作って楽しんでいます。最近だと防水用のブックカバーを作って、お風呂に小説を持ち込む時に使用しています。時間がある時でいいので、友達にお願いして机と椅子を作ってくれないか聞いてみようかな。もちろん、材料費とかそういったお金は出すつもりです。お店に置いてある商品にはない魅力が感じられるのでぜひ欲しいです。