社長が書いた半生には学ぶことがたくさんある

以前から起業家について知りたいと思っていました。会社のトップに立ち、従業員を引っ張ってゆく者の考え方や人生論、ポリシーはとても気になります。自分にないとてつもないパワーを持っており、カリスマ性があると思うからかもしれません。そんなことを考えていた時、友達から一冊の本をもらいました。それは若くしてIT関係の会社を起こし、今も最前線で活躍する男性の半生を振り返った手記でした。自らの今まで歩んできた道のりを時にエモーショナルに、また時には客観的に見つめており、今の私にとてもよい影響を与えてくれたように感じます。
やりたいことをがむしゃらにやることや形にしてゆくこと、そこには人並みならぬ行動力と前に進んでゆこうとする意志の強さがあると思いました。また重大な選択をする岐路に立たされた時の決断力も、トップに立つ者にとって非常に大切なことを知りました。本を読み進めてゆく中で、私自信もこれらのことを心得ていることでより広い視野が開けてゆくのではないかと思ったのでした。
会社を起こすことは決していいことばかりではありません。選択を強いられる中で、時には冷酷な決断を下さなければいけないこともあるのです。この本から野望を持つことや強い信念をもつことがいかに自らの人生を突き動かす原動力になるかを学んだ気がします。同時に優しさだけではなく物事をシビアに見る目もしっかり持ってゆきたいと思ったのでした。