世界最高齢のフラッシュモブ

先日、ある映画の紹介の記事を読んだんだけど、それがドキュメンタリーだということにビックリでした。最近、世界的にも日本でも、何かとフラッシュモブが話題です。もともとは、ニューヨークで始まって、ネットなどの呼びかけで集まった人々が突然ダンスをしたり、楽器を演奏したりして周りの人々を驚かし、そして楽しませるというものです。そして、終わればすぐに何事もなかったかのように解散していくんです。その非日常感が魅力なんです。その映画のモデルになっている人たちは、ニュージーランドに住んでいました。最年少が65歳、最年長はなんと94歳の高齢者ばかりのヒップホップダンスクルーなんです。彼らの中の一人の女性がエイジズムを課題に考えていて、その偏見を変えたかったんですって。
そんな彼らは、世界最高齢との言われているフラッシュモブを実施しています。その様子は動画にアップされていて、300万回を超える再生回数なんです。その記事を読んでから、私も見てみました。通常、フラッシュモブはクオリティの高さが物を言いますけど、そこにはそんなことはどうでも良いと思えるものがありました。偶然そこに居合わせて見ている人たちがみんな笑顔で幸せそうなんですもの。フラッシュモブをした価値は十分あると思います。その後、彼らは、若者たちが集まるラスベガスでのヒップホップダンスチャンピオンシップにも出場したんだそうです。それが映画化されたということなんです。『夢を追いかけるのに年齢は関係ない!』『今が一番楽しい』というメッセージを発信しています。本当に「素晴らしい」の一言です。