お散歩の後には

うちのワンコはお散歩が大好きだけど、人間のように外を歩くのが好きだからという理由だけではありません。というより、本当は別の目的の方が大事なんですけどね。お散歩に出て行くまでオシッコとウンチを我慢してるんですもの。実はうちの子は外でないとウンチやオシッコができないんです。小さいときのしつけが間違ったというか、トイレシーツで何度練習しても、シーツをぐちゃぐちゃにして遊ぶだけだから私が諦めてしまったんです。諦めずに根気よく頑張るべきだったかなって今となれば思います。台風だろうが嵐だろうが行かなきゃダメなんです。もちろん、私は行きたくないですけど我慢してるから可哀想で。あまりの嵐にワンコ自身も外に出たものの驚いてる時もありますけどね。ということは、お散歩からは必ずウンチを持ち帰ってるってことなんです。そして、それはトイレに流しています。けど、先日、『犬のウンチはトイレに流してはいけない』という記事を読んだんです。詰まりの原因になるって。もうビックリです。かれこれ10年も流しています。でも、それで詰まったことはないんだけどな。調べてみました。そしたら、一緒に小石なんかを流してしまったらいけないのと、自治体によって決まりが違うんだって。それと、浄化槽の場合はあまりよくないらしいです。でも、うちは直流だから、大丈夫でした。衛生面から考えてもトイレに流すのが正解でした。あぁ、良かった。一安心です。

靴職人の男達

最近読んだ小説に靴職人の男性が登場しました。彼はとてもおしゃれでライフスタイルが洗練されています。そのため素敵なものづくりをする男性だということを想像することができます。この物語は恋人と一緒に山小屋でハネムーンを過ごすストーリーで、彼が手掛けた靴をプレゼントするシーンはとても心に残ったのでした。
靴は無くてはならないものです。だからこそ履きやすくて歩きやすいものを選ぶよう心掛けています。しかしながら今までお店に並ぶ商品を見ていても、職人さんのイメージが湧きませんでした。そのため先日読んだ小説は、遠い昔に忘れてきたものを思い出させてくれたような感覚を味わったのでした。
そしてもう一つ。昨晩観た映画にも小説と同様に職人を目指す高校生が登場しました。彼は高校1年生ですが自分の夢を貫くため、バイトをして専門学校へ通う費用を稼ぎ、日々自室で靴を作成しています。その姿は男気溢れていてカッコよかったです。また好きな女性のために可愛らしいパンプスを作り、それを渡すことなくエンドロールが流れたところは切なくもありました。しかしいつかその女性の元にパンプスを渡しにゆくであろうことが想像できたため、どこかホッとしたのでした。
これらの作品から私も世界でたった一つのシューズを手にしたいと思うようになりました。いつかハンドメイドで作られた自分だけの逸品を履く日が来ることを願っています。

固定概念を捨ててしまえば

日本人らしい、外国人みたいな、色んな名前があります。小説の中にも様々な名前が出てきますけど、それだけでは、日本人か外国人かなんてわからないこともあります。そして、
今の社会では、男の子か女の子かもわかりにくい場合もあります。
実は先日、ちょっと面白いことが書いてあった本を読んだんです。ある英会話スクールでのお話なんだけど、そのスクールでは、お互いのことを英名で呼び合うんです。生徒はみんな日本人なのに、『デイビッド』とか『ケイト』とか『サリー』とかです。先生が呼ぶときもお互いを呼ぶときもです。なんだかくすぐったいなって感じるけど、そこから入って、外国人になりきって会話をするということかもしれません。
そういえば、以前読んだ小説にも、似たようなことがあったんです。その小説を海外の物語だと思って読んでいたら、だんだん怪しくなってきて……というか、最後の方になったら、「これって日本の物語?」って感じだったんです。名前のマジックです。日本人らしからぬ主人公たちに完全に惑わされました。でも、これと同じような物語の代表的なものに宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』があります。これって、今でも舞台が外国だと思っている人も多いんです。だって、登場人物が『ジョバンニ』『カンパネルラ』などだからです。でも、実は舞台は岩手県なんです。そういえば、ライトノベルでもよくありますよね。どこの国かなんて全く関係ありません。固定概念を捨ててしまえば、すんなり受け入れることができるのかもしれませんね。

夢でよかった

先日、久しぶりに夢を見たんだけど、その内容に目覚めた時には心臓がバクバクでした。現実の出来事でなかったことにホッとしました。なぜなら、私は事件に巻き込まれてしまって、秘密の箱を持って必至で逃げていたんです。もちろん、何人もの人たちに追いかけられています。夢の中にいるときって、本当はつじつまが合わなくても、時系列がおかしくても、そんなことはお構いなしに進んでいきますものね。目が覚めてから考えてみると、ありえないことがよくあります。
けど、どうしてそんな夢を見てしまったのかはすぐにわかりました。この前からどっぷりとハマっている小説のせいです。読んでるときには、そのスリルにドキドキするのが面白いんですけど、まさか夢に出て来るなんて思いもしませんでした。影響を受けやすい性格なんですね、私って。考えてみれば、子供の頃にもそんなことがよくあったように思います。そのたびに現実でなかったことに胸をなでおろしたものです。
物語は物語だからいいんですよね。それが自分の身に起こったら困る事って多いですもの。自分には関係ないことだからこそ、文字から色々と想像してその中に入り込めることが楽しいんです。あらためて、現実ではなく小説だから楽しいんだって思いました。でも、サスペンスなんかじゃなくてコメディだとしたら、実際にそんな出来事に遭遇すれば楽しめますよね。

面白くて粋な表現

この前、職場の人と一緒に出先でお昼ご飯を食べました。めずらしく和食のお店に入りました。けど、お昼だから、いくら和食と言っても豪華な懐石というわけではないです。結局、お得なランチメニューになってしまいます。でも、お昼はやっぱり、みんなそうです。ほとんどの人がお昼の定食を食べていたみたいです。私は『きつねうどんとミニちらし寿司』のセットにしました。これ、『炭水化物×炭水化物』の太るパターンで、本当は選んじゃいけないメニューなんですけど、お腹が空いてたし、その組み合わせの魅力に負けてしまいました。そして、目の前に運ばれてきたそれを見た瞬間、選択は正しかったと思えたんです。まず、きつねうどんを口に運んでみたら、出汁の味といい、麺のコシといい大正解でした。値段を考えたら、なんてお得なんだと思いました。同僚は、『天ぷらうどんといなりずし』のセットだったんだけど、そっちもかなり美味しかったみたいです。そしたら、同僚がこんなことを言ったんです。「こんな風じゃなくて、コシがないうどんのことを何とかって言ったよね? 美味しくないという意味じゃなくて……」ん? そんな言い方あったかな、と考えました。でも、私は普段それに当てはまるような言葉は使わないから思いつきませんでした。でも、しばらく考えてたら、以前読んだ小説にそんなようなことが書いてあったように思ったんです。でも、その時には、いくら思い出そうとしても思い出せませんでした。だから、家に帰ってから、すぐに本棚を漁りました。食べ物が出て来そうな小説をかたっぱしからめくってみたんです。そしたら、ありました。なんと『腰抜けうどん』だったんです。面白い。そして、なかなか粋な表現です。

お財布は人を表す

先日、友人とランチをした時のことです。食事を終えてレジに向かったら、前の一組が清算をしていました。そのとき、つい目に留まったのが、清算をしていた女性が手にしていたお財布です。それは珍しいブルーで、ターコイズに近いけど、それよりも落ち着いた色でした。そして、ゴールドの飾りがポイントで、すごく洗練させた印象のデザインでした。お財布ってバッグや靴とは違って、服装に合わせて持ち替える人はあまりいませんよね。使い始めたら、余程でない限りしばらくは同じものを使うことが多いでしょう。毎年新しいものに買い替える人もいるかもしれませんけど、私は数年間は同じものを使います。でも、母が言ってたんです。「一日に何度か人前に出すものだから、傷んでいたり汚れていたりしてはいけない」って。ボロボロのお財布にはお金は貯まらないらしいです。そうそうラッキーカラーもありますものね。
そのときに思い出した小説があるんです。食堂が舞台の物語で、いくつかのエピソードで成り立っている小説です。その中にお客さんがお財布を出すシーンが何度もあるんだけど、そのたびに、色の描写があるんです。黒とかベージュとか。初めは特に意識もせずに読んでたんだけど、途中から毎回、その色が書いてあることに気づいたんです。お財布の色って印象的だし、個性を表しますものね。それによって、私は登場人物をイメージしていたように思います。持ち主そのものを表しているように思えるんですもの、不思議ですよね。

数学的に考えると

数学は苦手でした。小学生の頃はそんなに思わなかったけど、中学、高校と進むにつれて、どんどん苦手になっていきました。高校ではもちろん文系に進んだから、その頃は「私は文系だから」ということを盾にしていたように思います。そして、大人になってからはと考えると、計算は簡単な暗算はするものの、大概は電卓を使いますし、パソコンでは計算式が入っています。だから計算には困りません。微分積分なんてことも普段の生活には使わないし、そんなに重要ではなかったな、なんて思っていたんです。
けど、先日、読んだコラムによると、ちょっと違うようでした。日常生活の中で、一見関係なさそうでも、数学的な考え方をすれば答えが見えてくるというんです。そこには、何かをわざと挿入することで、ミスをなくすことの説明がありました。それは単純な道案内のときなどでも言えることなんだそうです。特に、車の渋滞の理屈などは言われてみれば……と納得ができます。数学的には前の車との間に決まった車間距離を取って走っていた方が結果的に早いというんです。そもそも前が移動しないことには進めないんだから、前が詰まっているところを詰めると、渋滞が起きて余計に時間がかかるという理論です。確かな理論です。これが数学的な考え方なんですね。他には宝くじが当たる確率についても書いてありました。大人になった今、生活の中での数学的な考え方は意外と面白いかもしれません。

ご当地のお菓子

先日、雑誌で全国のお土産になる人気のお菓子の特集を見かけたんです。以前から知ってて食べたことがあるものから、初めて目にするようなものまで、様々な物がありました。広島のもみじ饅頭は大好きだけど、そこには新たな人気商品『もみじフィナンシェ』が載っていました。「あ、それ、この前食べた!」と思わず嬉しくなってしまいました。職場の頂きもので、メープル味がとても美味しかったんです。あまり知られていないかもしれないんだけど、鳥取の『打吹公園だんご』というのがあります。実はこれが絶品なんです。子供の頃から、親戚の家に行った帰りには買ってもらっていました。でも、残念なことに雑誌には載っていませんでした。他には、私も食べたことがある『東京バナナ』と『東京バナナかすてら』も載っていました。『東京バナナ』はその地位を確立しましたよね。東京のお土産として認知度№1なんじゃないですか? けど、こっちは『カステラ』だけど、ザラメがくっついていて、全くの別物と言った感じです。私は実はこっちの方が好きです。けど、カステラよりも『バウクーヘン』の方がもっと好きです。北海道の有名なお店が載ってたんだけど、そこのバウムクーヘンって、初めて食べた時、あまりの美味しさにビックリしました。今までの人生で一番の味だったんですもの。そうそう、北海道が舞台になっている小説にそこのバウムクーヘンが出てきたこともあります。それくらい有名なんです。それにしても、雑誌の特集は罪ですよね。絶対に食べたくなりますもの。ご当地の物は、最近ではそこに行かなくても、ネットでも買うことができますよね。今、私の頭の中には雑誌に載ってたお菓子がいくつか頭の中にあります。

『レトロニム』ってなぁに?

先日、ある雑誌を読んでいたら出て来た『レトロニム』っていう言葉。それを私は知らなかったから、初めは「ん、ん、ん、ん?」という感じでした。『レトロ』っていうんだから、何かしら古い物のことなのかな、といった感じです。けど、読んでみたら、古い物は古い物だけど、かつてと名前が変わったもののことを言うんだそうです。その代表が『白黒テレビ』なんですって。もともとは『テレビ』と呼ばれていたのに、映像に色が付いたテレビが出て来て、そっちが主流になったから『白黒テレビ』と呼ばれるようになったんです。他には『電話』も携帯の出現により『固定電話』と変化し、『電球』も『白熱電球』と変わったんです。『LAN』も元々は有線が普通だったのに、無線LANの登場とともにそちらが主流となり『有線LAN』と呼ばれるようになりました。
そういえば、『本』もそうですよね。以前は『本』といえば書店で販売されているものだったのに、今や電子書籍がかなり出回るようになったから『紙の本』なんていう言い方をします。普段は意識していなかったけど、時代の流れとともに、色々変わるものなんですね。名前のルーツを探るのは面白いかも。そして、将来には、今、普通に使っている名前がまた別の名前になっているかもしれませんよね。

銀河鉄道の夜

先日、テレビで宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』が取り上げられていました。初めは真剣に見ていたわけでなく、BGMのように流れていたといった感じだったんだけど、「実はこの物語の舞台は外国ではなく日本なんです」という声が聞こえて、思わずテレビの前に行きました。昔、読んだことがあるけど、登場人物は日本人じゃなかったはずです。「さぁ、日本のどこでしょうか」「それは岩手県なんです」もう他のことをしてはいられませんでした。その後は、ソファに座って本格的にテレビを見てしまいました。まさかの岩手県? 意外だとの思いでいっぱいでした。なんせ、主人公は『ジョバンニ』でその友人は『カムパネルラ』ですから。テレビの解説では、私が知らなかった物語の真実が語られていました。観終わった時には、頭の中はもう『銀河鉄道の夜』のことでいっぱいでした。最近はつい話題になっている現代の作家さんの小説ばかりを読んでいました。失礼だけど、「中学生じゃあるまいし、今さら宮沢賢治なんて」といった気持ちもありました。でも、ちゃんと読めていなかったみたいです。
そういえば、テレビで話していたことで、「そうだったのか」と思ったことがあったんです。実は随分前に、友人とふらっと入ったオシャレなバーがあるんですけど、そのお店の中には宮沢賢治にまつわるものがたくさん置いてあったんです。マスターがファンだからって。そして、お店の名前が『イーハトーブ』でした。それって、宮沢賢治の造語で、理想郷を意味している言葉なんですって。それも岩手県がモチーフらしいんです。今、私の最大の興味は『宮沢賢治』以外の何物でもありません。