読書は見栄ですることじゃないので面白い本を選ぶ

読書を自分をよく見せるためにおこなっている人もいます。本当はそのような内容の本に興味がないというのに人からよく見られたいからと言って、無理して難しい本を読んだりという人もいます。ベタなところで言えば、ドフトエフスキーなどをこれみよがしに読んでいる人もいます。たしかに、その本が悪いわけではなく、とてもいい本ではありますが、本当に自分が興味があるのかということが問題なのです。このような本を単に自分をよく見せるためだけに読んでいて、実際には読みながらも中身がまったく頭に入ってこないとか、ほかのことを考えてしまっているというようなことになりますと、それではただの時間の無駄ということになってしまうので、まわりからの見られ方なんてどうでもいいので、とにかく自分が純粋に読みたいと思っている本を手にとって、それを読むようにしたほうがいいと思います。読書というのはアクセサリーなどとは違って、自分が好きだからこそおこなうべきもので、人からの見られ方というのは二の次でいいと思います。そこにばかりこだわっていても何も得られるものはありませんから、自分が興味があって本当に読みたいと思うものだけをセレクトしていきましょう。