考えようによっては

先日、職場の人が、息子さんが事故を起こしたって話していました。幸い、怪我などはなかったようです。見えにくい道から右折をしようとした息子さんの車と直進の車がぶつかったんだそうです。直進車はそこから車が出てくることがほとんどないから結構スピードを出していて、気づいたけど止まれなかったようです。でも、直進が優先だからという話でした。そんな話を聞くと、運転にはやっぱり気を付けなきゃって思います。確かに見づらい所ってありますものね。
その話を聞いて、私が思い出したのはある小説でした。それは亡くなった母親が息子を見守っている物語です。そこにも交通事故の場面があるんだけど、実はその先に航空機の事故が待っていて、その飛行機に乗らせないために母親の魂が息子の車に事故を引き起こしたんです。母親の愛情です。私は何かトラブルがあった時に「本当はもっと大きなトラブルが起こるところをコレで防げたのかな」なんて、たまに思うことがあります。真実はわかりませんけど、そう思えるならきっとそうなんだと思うんです。そんな風に考えたら、たとえトラブルがあったとしても良かったなって前向きに対応できますもの。彼女の息子さんもきっとそうだと思うんです。もちろん、私の勝手な想像ですけど。