昔と今では価値観も変わるので改めて読んでみる冒険

昔に読んだ小説を今になって改めて読んでみると、当時とは自分の価値観が違っていますので、昔は面白くないと判断してしまった小説であっても今なら面白いと感じることができたりします。昔に読んで面白くないと感じたら、その本をまた読もうとは基本的には思わない人が多いと思いますが、当時とは考え方なども違うわけですから、今も再び同じ結論になるとは限らないわけです。もちろん、残念ながら昔も今もやはり面白くないということになってしまう場合もありますが、そうではないケースもありえるのですから、とりあえずは読んでみたほうがいいと思います。昔あまり良い感想を持たなかった本がまだ手元にあればですが、もしもまだあるならば読んでみてください。半年や数年であればあまり価値観は変わらないものですが、十数年前などに読んだ小説であれば感想も違うかもしれません。逆パターンとしては、かつては面白いと感じた小説が今ならば面白くないというケースもあるので、それはそれで楽しめるのではないでしょうか。自分の価値観などの変化を感じることもできますので、自分を客観的に知るためにも昔読んだことのある小説に再び目を向けてみるといいかもしれません。