プリンはどっち派?

子供の頃からプリンが大好きです。母が時々作ってくれていました。母が手作りしてくれていたものは、しっかりとしたテクチャーで、最近よくあるトロトロの舌触りのものではありません。ケーキ屋さんにもどちらも売っているし、コンビニでもどちらもあると思います。きっと、これにはどっち派か好みが分かれるところなんだと思います。
先日、読んだ小説にも出て来たんだけど、それは『贅沢プリン』という名前で、トロッとした食感だったようです。そして、主人公は「いつものプリンと違って贅沢だ」と友人と話していたんです。そしたら、この前見かけたコンビニスイーツの記事に、『食べ比べ』が載っていたんです。まず『窯焼きとろけるプリン』は、本当にトロトロ感がハンパないようでした。歯なんて要らないんだって。バニラビーンズにほろ苦カラメルなんて書いてあったから、もう頭の中がいっぱいになりました。思わず、ごっくん。そして、かたや『濃厚卵のカスタードプリン』の方は、プルンプルンの食感で、かためで弾力があるけどなめらかなんだって。卵の風味が懐かしい味わいなんだとか。きっとこっちが母の手作りに近いんだと思います。母の味を思い出します。
その記事は、好みや気分で選んでみてっていう言葉で締めくくられていました。私にとってトロトロの方は贅沢で特別な感じだけど、食べたいのはやっぱり懐かしい方かな。