セニョールっていう野菜

時々話題になる新顔野菜。その見た目から「なんだコレ?」って驚くようなものもあるけど、料理雑誌にはけっこう色んなメニューが載っています。味の方もなかなか美味しいようです。ズッキーニや豆苗だって、その昔は新顔野菜だったんですからね。
先日、読んでた小説の中に『今日はスティックセニョールを見つけたから……』という一節があって、「はて?」とそこで立ちどまりました。初めて聞く名前で、それが一体なんなのかが全くわかりませんでした。「セニョール?」って。まず、そこからです。そもそも、ミスターやムッシュのように男性に呼び掛ける言葉ですよね。調べてみたら、なぜセニョールなのかはわかりませんでしたけど、それは野菜でした。いわゆる新顔野菜で、「茎ブロッコリー」とも呼ばれているらしいです。グリーンアスパラの先がブロッコリーの花の部分になってるといった姿でした。サッと茹でてお塩やマヨネーズで食べると美味しいんだって。その姿の通り、ブロッコリーを食べて、その後にアスパラの食感が来るんだそうです。油との相性もいいから炒め物にも向いていると書いてありました。でも、いつものスーパーでは全く見かけません。特別な野菜を扱っているお店じゃないと置いていないのかもしれません。ちょっと高級なスーパーにならあるのかも。そこはちょっと車を走らせないといけないからお休みの日にしか行けません。あぁ、早く食べてみたいです。